大屋定晴「世界社会フォーラムの現在と課題 ――二〇一八年世界社会フォーラム・サルヴァドール開催に向かうブラジルを焦点として」

季刊ピープルズ・プラン』第79号(2018年2月15日)に掲載された原稿の転載です。お読みください。

 

 

 

 

はじめに

 

ブラジルでは二〇一六年八月三一日、ジウマ・ルセフ前大統領が連邦議会によって罷免された。二〇〇〇年代に南米各国で次々と「左派」政権が成立してきたという歴史的サイクルが一つの終焉を迎えたのである。それからおよそ一年後、世界社会フォーラム(WSF)・ブラジル委員会は公開状を発し、次のWSFが二〇一八年三月一三日から一七日、ブラジル・バイーア州・サルヴァドール市で開催される予定であることを告知した[1]

こうして二〇一六年八月にカナダ・モントリオールで開催されて以来、二年ぶりのWSF開催が告知された。だが、この公開状の口調から分かるように、世界社会フォーラムに象徴される国際的なグローバル・ジャスティス運動、あるいは新自由主義的グローバリゼーションへの抵抗運動は、この数年、前進しているというよりは停滞している。二〇一一年の「アラブの春」やウォールストリート占拠運動は弾圧された。二〇一五年には、ギリシャ債務危機にさいして欧州連合が要求した緊縮政策を、同国の急進左派連合政権が国民投票に反して受け入れた。アメリカでのトランプ共和党政権の成立も、その一環にある。そして、それはWSFそのものにおいても、WSFの初開催の場であり二〇一八年の舞台にもなるはずのブラジルにおいても例外ではない。

本稿では次回WSF開催を前に、近年の国際評議会(以下、IC)の議論と現在のブラジルの政治状況に焦点を当てつつ、WSFの現在と課題を考察する。

 

二〇一五年以降のWSFに対する内部評価

 

近年のWSFの動向については、インターネット・サイト「OPEN FSM」に膨大な記録が公開されている。

それによれば、二〇一六年のWSF・モントリオール開催を挟んでWSF・ICは、二〇一五年以降、チュニス(二〇一五年三月)、サルヴァドール(二〇一五年一〇月)、ポルトアレグレ(二〇一六年一月)、モントリオール(二〇一六年八月)、ポルトアレグレ(二〇一七年一月)、サルヴァドール(二〇一七年一〇月)の計六回の開催を積み重ねてきた。いずれの会合もその映像が公開されているが、会議全体を俯瞰する文章はあまり掲載されていない。ただ二〇一五年一〇月二九日から三一日にかけて開催されたIC・サルヴァドール会合についてのみ要約的報告が掲載されている。

この報告は、簡潔な情勢分析から始まる。二〇〇九年のWSFベレン会合において、新自由主義/資本主義だけでなく、人間‐自然関係の再考が大きな焦点となり、①エコロジー的観点からオルタナティブを構想すること、②階級構造だけではなく宗教やナショナリズムをも対象とした根本的な社会革命が構想されなければならないこと、③民主主義の概念を再考することが指摘される。また④情報技術革命を支える技術者や政治家と金融支配階級との同盟関係をどう打破するか、そして⑤マスメディアの民主化をどう実現するかが、今後の課題として強調される。

注目すべきは、二〇一五年時点でのルセフ前大統領率いるブラジル労働者党(以下、PT)政権(実際には後述するようにPT=中道派連立政権)への評価である。そこでは社会権上の制度的前進が、中国の成長に依拠した一次産品価格の上昇によって実現されたため、中国経済の停滞とともに輸出が鈍ると、その社会保障制度の進展にも歯止めがかかったこと、その一次産品輸出自体が先住民集団らの「血と涙」でもって遂行されたこと、そして「生産主義」的・「消費主義」的成長神話が左派政治運動の側でも克服されていないことが、批判されている。

そして世界情勢は悪化していると前半部分は締めくくられている。

報告後半は、WSF・モントリオールの準備報告を除けば、その大半がICの組織・役割問題の議論に終始している。それによれば、この会合には評議会メンバーの三分の一も集まっておらず、多くの社会運動が、各国の情勢悪化などから国際運動を展開する余裕をなくし、WSF=ICから離れているとのことである。ここにはWSFの危機的状況が端的に示されている[2]

したがって、この会合前後のICでも、組織的改編をめぐるワーキング・グループが何度も組織されては消滅しているが、それもWSF運動の低調化と参加メンバーの固定化という事態に端を発しているのであろう[3]

その後、二〇一七年一月に開催されたIC・ポルトアレグレ会合では、次のような点が確認された。①WSFの事務局は、マグレブ地域に置くものとし、モロッコのマラケシュにある事務支援組織が活動をサポートする。②通訳体制などのコミュニケーション問題については、事務局とともにどのように実現するか検討し、それに関するセミナーを組織する。③バイーア州組織委員会とブラジル組織委員会による二〇一八年のWSF開催について承認する[4]

だが、この会合で注目すべきは「ICの発展力学――WSFの世界規模での維持に向けた五つの提案」と題された文章が議題に上がった点である。それによれば、WSFという過程は、「イベント」と「活動」から、さまざまな「イニシアティブ」と「拡大」へと向かわなければならず、自主的に組織された「分散された諸活動」と「インターネットを介した参加者」を含んだ対話空間としての過程として再組織されなければならないとある。そして、こうした組織運営の維持・促進のためにICの機能も再編されるべきだと続く。ICの活動の重点を、「評議」からWSF過程の維持活動へと移行させる。そのために、今後「国際評議会」は「WSF過程のための国際委員会」に改称され、IC構成団体はWSF維持活動のために実務的人員を派遣して恒常的職務を担う。それゆえ正規のICメンバーも、実際にWSF過程の維持・拡大活動に協力できる団体に限るものとする[5]

だが、この提案は会合での承認を得られなかった。それは、特にその実現性の点から再検討を求められたのである[6]。したがって、WSFを「イベント」からどのように脱却させ、恒常的過程とするかは、その組織運営を誰が国際的に担うのかについては、依然として見通しが立っていない。

以上の議論を追うかぎり、対抗ヘゲモニーを追求する国際運動としてのWSFの将来は未知数である。何よりICに来ている団体の大半が、ブラジル出身団体に偏っている。それは対抗的グローバリゼーションを担ってきた世界の運動体のある種の現状を反映しているのではないか。

 

ブラジルの政治状況と社会運動

 

しかしながら、次回開催国となるブラジルの社会運動が唯一、国際運動を牽引するほどの活況を呈しているというわけではない。二〇一八年のブラジルは大統領選挙が開催される予定であり、それをめぐって国内状況も緊迫しつつある。WSF二〇一八を組織するブラジ側の社会運動もまたその渦中にある。

前述したように二〇一六年、ルセフ前大統領が罷免され、その副大統領であった中道右派政治家のミシェル・テメルが大統領に昇格した。ルラ元大統領就任以来、PTは連邦議会内で多数派を得るため、中道派のブラジル民主運動党(PMDB)などと連立せざるをえなかったが、ここに至って一三年にわたる政権与党の座を失った。テメル現大統領は、自らが率いるPMDBはもとより、反PT勢力であったブラジル社会民主党(PSDB)などの諸政党の支持を得る形で、後継政権を発足させると、医療・教育予算を削減し、飢餓対策事業や学校給食事業に対する大幅な緊縮財政政策を実施した。二〇一七年には労働改革に関する暫定大統領令が施行され、妊娠ないし授乳中の女性労働者の労働衛生規制が緩和されるなど、労働者の権利は後退を強いられた[7]。また平均寿命が六五才にまで満たない州が存在するにもかかわらず、年金支給年齢を男性は六五才、女性は六二才に引き上げるから、連邦政府は年金改革法案を議会に上程した[8]。さらには国営電力公社などを対象とする一連の民営化も打ち出されており、果ては、性的暴行被害者の中絶権の非合法化さえも連邦議会で提案されている状況である[9]。左派政権下で辛酸を舐めてきた新自由主義的・キリスト教原理主義的な右派勢力は、テメル政権の下、全面的な巻き返しを図りつつある。

だが、これは右派勢力の全面的優位の下で行われているわけではない。日本では、閣僚の汚職スキャンダルや政権運営の失敗に支持率を下げていたルセフ前大統領が、国家会計の状況を良好に見せるため、農業融資などを国営銀行に肩代わりさせたと認定され、連邦議会での弾劾裁判で失職に値すると判断されたと報道された[10]。この弾劾裁判を主導したのは、テメル大統領の盟友エドゥアルド・クーニャ下院議長(PMDB所属)であった。だが、この彼が国営石油会社をめぐって収賄や資金清浄に関与したとして捜索を受けて弾劾裁判直前に辞任しており、その後二〇一六年一〇月に逮捕されたのである。おまけに二〇一七年五月、テメル大統領本人がクーニャ元議長の「口止め」を買収するよう有力実業家に依頼したとする告発証言が浮かびあがり、その依頼発言の音声記録が連邦最高裁判所を通じて公開されたのである[11]。「汚職スキャンダル」は誰にあったのか、ということになる。これによってテメル政権の正統性は失われ、最新の世論調査では、テメル大統領が政治的に腐敗していると答えるブラジル国民は八六%にものぼっている[12]。次の大統領選挙でテメルが再選される可能性は現時点ではほぼ絶望的であり、だからこそテメル政権は、その任期のうちにあらゆる政策を実行しようと躍起になっている。しかし、このまま右派政権が続くのかは非常に不透明であり、右派勢力の中からは軍事政権待望論さえ語られる始末である。

右派にとって最大の脅威は、ルラ元大統領(PT所属)への高い支持率である。複数の世論調査は、二〇一八年大統領選挙でのルラ当選を予測している。すると、これを阻止するがごとく、ブラジル司法・検察機関は汚職容疑でルラを告訴し、その判決日を二〇一八年一月二四日と定めた。有罪になった場合、ルラの立候補は困難になる。そこでブラジルの主要な全国労働組合や、土地なき農業労働者運動(MST)をはじめとする社会運動体は、ルラ立候補を妨害する新たな「民主主義に対するクーデター」としてこの裁判を非難し、同月二二日から二四日にかけて、その判決が下される連邦地裁所在地のポルトアレグレをはじめとして、全国規模でのデモンストレーションを計画している[13]。これに対して司法当局は、この期間のポルトアレグレ市内の路上占拠活動を禁止する一方、ポルトアレグレ市のPSDB系現市長は、交通妨害禁止条例を市議会で可決させて運動体側に圧力をかけるとともに、テメル大統領に軍治安部隊の派遣を要請している[14]。だが、ルラ自身の汚職関与が事実かどうかは別としても、立法・行政・司法機関はいずれもテメル大統領に対する告発については看過している。この現状を、右派の「クーデター」とみなす批判は一定の民衆の支持を集める結果となっている。

他方で、この状況下において左派諸政党や社会運動が失地を回復できるかもまた不確かである。それは、単に右派勢力との力関係次第というだけでなく、二〇〇三年から二〇一六年まで存続したルラ=ルセフ両PT政権に対する評価が、ブラジル社会運動の内部で分かれているからでもある。

たとえば非PT系の労働組合活動家であるジブラン・ジョルドによれば、ルセフ政権下のPTは、党内右派を中心に大企業や国家官僚と密接な関係を築いていた。しかもその前のルラ政権でさえも社会変革には手をつけることなく、一次産品輸出価格の高騰に依存する形で社会保障財源を確保していただけであった。それゆえ二〇〇八年の経済危機の影響が及ぶにつれて社会保障財源が枯渇し、政権機能は麻痺しはじめると、資本の側だけでなく労働者の側にも不満が募っていた。これが二〇一三年頃から全国的に広がった抗議活動の背景であり、ルセフ弾劾に向けた右派の世論操作を可能にした諸条件であった。確かにテメル政権による右翼の巻き返しは、社会運動の側のさまざまな抗議を呼び、それに押される形で、足並みのそろわなかった労働運動も二〇一七年四月二八日、緊縮財政政策に反対する全国規模でのゼネラル・ストライキを共同で実現した。そしてPTやその支持母体である中央統一労働組合(CUT)がブラジル社会運動の多数派であることも否定できない。しかし非PT系左派勢力に属す活動家たちは、たとえ次の選挙でルラが立候補でき勝利したとしても、いわゆる「ルラ主義」的な階級協調主義的政策を再び採用するのではないかと警戒を隠さないのである[15]。こうした見解は、前述の二〇一五年IC・サルヴァドール会合報告にあるPT政権評価を彷彿とさせる。

このブラジルの微妙な状況はWSFにも反映している。たとえば二〇一六年一月に、ポルトガルの社会学者ボアヴェントゥーラ・デソウザ・サントスは、ルセフ罷免を検証するWSF国際倫理法廷をWSF・モントリオールに設置するよう提案した[16]。ところが多くのICメンバーがこれに賛同したにもかかわらず、他ならぬブラジル側ICメンバーがこの提案を受け入れなかったのである。このブラジル側の対応について「WSFとICは死んだ」、「〔二〇一六年八月の〕WSF・モントリオールはその壮大な葬儀となるだろう」といった批判さえあったほどである[17]。WSF・モントリオール開催直後のICでも、ルセフ罷免に対する非難声明を公式に出すべきだとする意見に対して、そうした宣言は自主的活動の範囲内で留めるべきだとブラジル側メンバーは反論した。結局、全会一致に至らなかったとして、ルセフ罷免についてのICの立場表明は行われなかった[18]

他方で、WSF・サルヴァドールのウェブサイトは二〇一八年に入って突如、プレ企画的なものとして、同年一月二三日にポルトアレグレ市で「反ダボスと民主主義の日」を開催すると呼びかけはじめた。この企画は、同日に始まるダボス会議に反対すると同時に、ルラ裁判に対するブラジル社会運動の抗議活動の一環にもあるとされ、PTやPMDB非主流派の連邦上院議員とともに、MSTやホームレス労働者運動(MTST)、全国学生連合等の代表が演説する予定だとされている[19]。翌二四日のデモンストレーションの呼びかけ主体が、MSTやMTST、そしてCUTなどの全国労働組合であり、それらがまた今回のWSFを組織する主体でもある以上、ブラジル国内ではルラ立候補支援運動にWSFも何かしら関わらざるをえない。

こうしたブラジル側ICメンバーの一連の非「政治的」態度、そして他方でのルラ立候補支援運動に対する実質的擁護には錯綜したものがある。そこには、これまでのPT政治をめぐるブラジル社会運動内の微妙な政治力学があるのではないだろうか。

 

おわりに──「一月二四日」から「三月一三日」に向かって

 

二〇一八年一月二四日、ルラに判決が下った。有罪判決であった。その前日、ポルトアレグレ市の街頭に集まった七万人の市民をはじめ、ブラジル全土でルラ擁護の街頭デモが繰り広げられた。判決後、PTは引き続き、ルラの大統領選立候補を追求すると表明した[20]。政治的緊張関係が高まる中、事クーデターなどが起こらないかぎり、この年の一〇~一一月には新大統領が選出される。WSF二〇一八は、この大統領選挙運動のまっただ中の二〇一八年三月一三日~一七日に開催される。

このWSFが、ブラジル社会運動にいかなる影響をもたらすのか。これまで南米左派政権の中心的役割を担ってきたPTの政治路線に再考と革新を促すものになるのか。ひいてはそれが、世界全体を覆う新自由主義的・権威主義的動向にたいする新たな国際的対抗線の出現に寄与するものになるのか。われわれはこの三か月間のブラジルの政治動向とともに、WSF・サルヴァドールに注目しなければならない。

(了)

 

 

【注】

[1] https://wsf2018.org/en/carta-aberta-fsm-2018-em-salvador/〔二〇一八年一月三日閲覧〕.

[2] http://openfsm.net/projects/wsfic_fsmci/salvador15-report-abong-en〔二〇一八年一月四日閲覧〕. なお、これ以降のIC会合は、インターネットを介したビデオ会議形式を組み込んで開催されることとなった。

[3] http://openfsm.net/projects/transitionci/project-home〔二〇一八年一月四日閲覧〕.

[4] http://openfsm.net/projects/transitionci/project-home〔二〇一八年一月四日閲覧〕.

 

[5] http://openfsm.net/projects/transitionci/transicionci-deploysecretariat-porto-alegre-agenda/Dynamics-of-IC-for-WSF-process-V2-EN-FR-ES-1.pdf〔二〇一八年一月四日閲覧〕. なお付言すれば、地域別・テーマ別フォーラムの諸組織委員会は時限付きメンバーとされ、非メンバーのIC会合での参加も保証するとも提案されている。

[6] http://openfsm.net/projects/transitionci/project-home〔二〇一八年一月四日閲覧〕.

[7] Elisângela Santos Araújo, ‘Os motes de 2018 são: Não a Reforma da Previdência e Eleição sem Lula é fraude’, CUT National online, 15/01/2018, https://cut.org.br/artigos/os-motes-de-2018-sao-nao-a-reforma-da-previdencia-e-eleicao-sem-lula-e-fraude-ef60/〔二〇一八年一月一六日閲覧〕: Entenda as mudanças na reforma trabalhista com MP de Temer’, Carta Capital, 15/11/2017, https://www.cartacapital.com.br/politica/entenda-as-mudancas-na-reforma-trabalhista-com-mp-de-temer.3〔二〇一八年一月一六日閲覧〕.

[8] Marcelo Brandão,’Temer não quer deixar a reforma da Previdência para o próximo presidente’, Agência Brasil, 22/12/2017, http://agenciabrasil.ebc.com.br/politica/noticia/2017-12/temer-nao-quer-deixar-reforma-da-previdencia-para-o-proximo-presidente〔二〇一八年一月一六日閲覧〕: ‘Brazil’s Temer says not to give up social security reform’, XINHUANET, 21/12/2017,http://www.xinhuanet.com/english/2017-12/21/c_136842429.htm〔二〇一八年一月一六日閲覧〕: Kenneth Rapoza, ‘Brazil’s Social Security Reform Set To Fail Again’, Forbes, 11/12/2017, https://www.forbes.com/sites/kenrapoza/2017/12/11/brazils-social-security-reform-set-to-fail-again/#379d54274a7f〔二〇一八年一月一六日閲覧〕.

[9] Cristiane Sampaio, ‘Previdência, privatização da Eletrobras e PEC 181: os desafios da oposição em 2018’, Brasil de Fato, 12/1/2018, https://www.brasildefato.com.br/2018/01/12/previdencia-privatizacao-da-eletrobras-e-pec-181-os-desafios-da-oposicao-em-2018/〔二〇一八年一月一八日閲覧〕.

[10] たとえば「ルセフ・ブラジル大統領失職 弾劾裁判で罷免」、『日本経済新聞』電子版、二〇一六年九月一日、https://www.nikkei.com/article/DGXLASFK31H2Z_R30C16A8000000/〔二〇一八年一月六日閲覧〕など参照。

[11] Lauro Jardim, ‘Dono da JBS grava Temer dando aval para compra de silêncio de Cunha’, O Globo, 17/05/2017, https://oglobo.globo.com/brasil/dono-da-jbs-grava-temer-dando-aval-para-compra-de-silencio-de-cunha-21353935〔二〇一八年一月一八日閲覧〕.

[12] ‘IBOPE: TEMER É CORRUPTO PARA 86% DOS BRASILEIROS’, Brasil24/7 , 01/12/2017, https://www.brasil247.com/pt/247/brasil/329947/Ibope-Temer-%C3%A9-corrupto-para-86-dos-brasileiros.htm〔二〇一八年一月一八日閲覧〕.

[13] ‘Movimentos e centrais sindicais agendam atos a partir de segunda em defesa de Lula’, MST online, 18/01/2018, http://www.mst.org.br/2018/01/18/movimentos-e-centrais-sindicais-agendam-atos-a-partir-de-segunda-em-defesa-de-lula.html〔二〇一八年一月一九日閲覧〕.

[14] ‘Para 24 de janeiro: Câmara de Porto Alegre aprova “lei Antivandalismo”‘, Revista Forum, 22/12/2017, https://www.revistaforum.com.br/2017/12/22/para-24-de-janeiro-camara-de-porto-alegre-aprova-lei-antivandalismo/〔二〇一八年一月一九日閲覧〕; ‘Juiz determina área para manifestantes e proíbe acampamento do MST durante julgamento de Lula em Porto Alegre’, O Globo, 29/12/2017, https://g1.globo.com/rs/rio-grande-do-sul/noticia/juiz-determina-area-para-manifestantes-e-proibe-acampamento-do-mst-durante-julgamento-de-lula-em-porto-alegre.ghtml〔二〇一八年一月一九日閲覧〕; Ana Luiza Albuquerque, Ranan Marra, ‘Prefeito pede Exército para frear ‘invasão’ no julgamento de Lula’, Folha de São Paulo, 04/01/2018, http://www1.folha.uol.com.br/poder/2018/01/1947971-prefeito-de-porto-alegre-pede-apoio-do-exercito-no-dia-de-julgamento-de-lula.shtml〔二〇一八年一月一九日閲覧〕.

[15] Gibran Jordo, Todd Chretien, ‘Brazil rocked by the return of mass protest’, International Viewpoint, 31/05/2017, http://www.internationalviewpoint.org/spip.php?article5003〔二〇一八年一月六日閲覧〕.

[16] ‘Boaventura cobra posição do Fórum Social Mundial contra golpe no Brasil’, Sul21 online, 13/05/2016, https://www.sul21.com.br/jornal/boaventura-cobra-posicao-do-forum-social-mundial-contra-golpe-no-brasil/〔二〇一八年一月一八日閲覧〕.

[17] Jeferson Miola, ‘Social Forum: the end of a cycle?’, O Jornal de Todos os Brasis, 06/06/2016, https://jornalggn.com.br/noticia/forum-social-o-fim-de-um-ciclo-por-jeferson-miola〔二〇一八年一月一八日閲覧〕.

[18] http://openfsm.net/projects/ic-extended/montreal201608-extension-livenotes14; http://openfsm.net/projects/ic-extended/montreal201608-extension-livenotes15〔二〇一八年一月六日閲覧〕.

[19]  ‘WSF organizers call for anti-Davos and democracy day in Porto Alegre’, Forum Social Mundial 2018, 15/1/2018, https://wsf2018.org/en/organizacoes-do-fsm-convocam-em-porto-alegre-dia-de-luta-anti-davos-e-por-democracia/〔二〇一八年一月一六日閲覧〕.

[20] ‘A maior manifestação da história de Porto Alegre: 70 mil pessoas com Lula’, Revista Forum, 23/01/2018, https://www.revistaforum.com.br/2018/01/23/maior-manifestacao-da-historia-de-porto-alegre-70-mil-pessoas-com-lula/〔二〇一八年一月二七日閲覧〕; ‘“Não nos renderemos à injustiça: Lula é candidato”, diz PT após resultado do TRF4’, Brasil de Fato, 24/01/2018, https://www.brasildefato.com.br/2018/01/24/nao-nos-renderemos-a-injustica-lula-e-candidato-diz-pt-apos-resultado-do-trf4/〔二〇一八年一月二七日閲覧〕.

 

 

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