京都放送労働組合「構内スタッフの忌引・結婚回答と4か月間で6人の雇用延長」

民放労連 京都放送労働組合からの配信です。どうぞお読みください。

 

 

 

1.構内スタッフの忌引・結婚回答と4か月間で6人の雇用延長(2025年12月3日)

①ことしの秋闘・年末闘争で構内スタッフの冠婚葬祭要求(忌引休暇と結婚休暇・手当)が社員と同等の回答をひきだし喜ばれています。

忌引休暇は、社員と大きな格差がありましたが社員と同様にしました。(父母・配偶者7日)

しかし三親等の親族が1日だったことから構内スタッフ組合員から2日にしてほしいとの要求があり拒否する会社と粘り強く交渉。2日を勝ちとり逆に社員も同様に2日にしました。

「三親等の要求はむげんに断られるだろうと思っていたのに組合が必要なら要求をとりましょう ――― と頑張ってもらった。ありがたかった」と該当者は喜んでいました。

結婚要求の闘いです。構内スタッフは、休暇2日。手当5000円でした。ことし6月に結婚した2人の構内スタッフ組合員から社員同様の休暇7日。手当2万円にしようとの声があり要求にしました。交渉で社員同様の回答をひきだしましたが会社は、労働協約締結(12月)後に実施すると応え当該組合員には支給しないとことになりました。従来は、さかのぼっての遡及実施だったのに今回から拒否したことに組合は抗議。「いけず(京言葉で意地悪)するな」とくり返し会社を追及しました。闘いの途中2人は、「残念だがしかたがない」とせっかくの結婚祝いをもらえず肩を落としていました。しかし組合は、生涯で一番嬉しい結婚に構内スタッフ・非正規労働者だからと言って差別する会社は、許せないと批判の手を緩めず9回交渉してようやく11月28日「遡及する」との回答を引きだしました、2人に報告すると1人は、「12月6日に結婚式がある。その前に解決して喜んでもらえたのは嬉しい」と笑顔をみせていました。

このように忌引と結婚。人生でも重要な局面にたたされても構内スタッフだからと言って差別されず社員と同等の扱いをうけるのは当然のことであり、京都放送労組は、より添って当然のことをしました。

②12月から来年3月までの4か月間で一挙に構内スタッフ6人が雇用延長します

たまたま雇用期間終了が重なりこの様に6人が延長申請をすることになりました。

6人のうち4人は、3年有期終了で13か月延長となり問題はおきません。しかし残り2人が無期転換となる1年延長で会社は恐らく拒否してくると思われます。会社の無期転換は3職場(〇テレビ進行 〇カメラアシスタント 〇パブリックセンター)です。2人は、報道とラジオ営業の職場ですから最初は延長拒否を回答するでしょうが組合は、闘う用意をしています。この2人を延長して無期転換職場を広げていけば近い将来京都放送は、構内スタッフで組合に加入すれば60歳・70歳まで働くことのできるようになります。雇用の形態は、社員同様の終身雇用になるのです。今回の延長の闘いは大変重要です。頑張ります。

 

 

民放労連 京都放送労働組合 の配信は、こちらより。

>北海道労働情報NAVI

北海道労働情報NAVI

労働情報発信・交流を進めるプラットフォームづくりを始めました。

CTR IMG